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長大な歴史を持つ「ドラゴンボール」シリーズ。これから見始めようとする方や、改めて全作品を見返したい方にとって、どの順番で視聴すれば良いのかは悩ましい問題ではないでしょうか。ドラゴンボールのアニメシリーズ一覧を眺めても、ドラゴンボール改やドラゴンボールGTといった作品がどういう位置付けなのか、分かりにくい部分があるかもしれません。
また、数多く制作されているドラゴンボールの映画をどのタイミングで見れば良いのか、原作である漫画版ドラゴンボールを見る順番とアニメでは違いがあるのか、といった疑問も浮かびます。インターネットの知恵袋などで情報を探したり、ネットフリックスやアマゾンプライムでの配信状況を調べたりした方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、そんなあなたの疑問を解消するため、映画とアニメを網羅した、最もストーリーを理解しやすいドラゴンボールの見る順番を、時系列に沿って分かりやすく解説します。
- シリーズ全体の正しい時系列に基づいた視聴順
- 「Z」と「改」の違いや、「GT」を視聴する最適なタイミング
- パラレルワールド扱いとなる多数の劇場版映画を見るべきタイミング
- 全シリーズをお得に視聴できる動画配信サービス
アニメ版ドラゴンボールを見る順番を時系列で解説

- ドラゴンボールのアニメシリーズ一覧
- 漫画版ドラゴンボールを見る順番との違い
- 映画とアニメを網羅したドラゴンボール見る順番
- ドラゴンボール映画を見るタイミングはいつ?
- 歴代ドラゴンボール映画の時系列とあらすじ
- ドラゴンボール改とドラゴンボールZの違い
- ドラゴンボールGTは見るべき?作品の立ち位置
ドラゴンボールのアニメシリーズ一覧
まず、ドラゴンボールのアニメシリーズにはどのような作品があるのか全体像を把握することが、視聴順を理解する上での第一歩となります。現在までに放送・公開された主な映像作品は以下の通りです。
- ドラゴンボール(1986年~)
- ドラゴンボールZ(1989年~)
- ドラゴンボールGT(1996年~)
- ドラゴンボール改(2009年~)
- ドラゴンボール超(2015年~)
- ドラゴンボールDAIMA(2024年秋~)
これらに加えて、数多くの劇場版映画が存在します。 「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター版である「ドラゴンボール改」や、アニメオリジナルストーリーである「ドラゴンボールGT」など、シリーズにはいくつかの特徴的な作品が含まれています。
そのため、単純な放送順で視聴すると、物語の時系列が前後してしまい、混乱を招く可能性があります。各シリーズの物語上の位置付けを正しく理解することが、ドラゴンボールの世界を最大限に楽しむための鍵となります。
漫画版ドラゴンボールを見る順番との違い
アニメシリーズの視聴順を考える上で、原作である鳥山明先生の漫画版との関係性を理解しておくことも大切です。基本的に、アニメの「ドラゴンボール」と「ドラゴンボールZ(改)」は、原作漫画のストーリーに沿って展開します。
ただし、アニメ版には原作にはないオリジナルのエピソード、いわゆる「アニオリ」が追加されている点が大きな違いです。これは、当時連載中だった原作漫画にアニメの放送が追いついてしまわないようにするための措置でした。したがって、物語の大筋は同じですが、より詳細なエピソードやキャラクターの掘り下げがアニメでは楽しめます。
一方で、「ドラゴンボールGT」は原作には存在しない、完全にアニメオリジナルの続編です。また、2015年から始まった「ドラゴンボール超」は、原作者である鳥山明先生がストーリー原案を担当しており、正史と位置づけられる続編となります。このように、アニメと漫画では展開や含まれる物語が一部異なるため、アニメシリーズを視聴する際は、アニメ独自の時系列を意識する必要があります。
映画とアニメを網羅したドラゴンボール見る順番

それでは、数あるシリーズと映画をどのように見ていけば良いのでしょうか。物語の時系列を最もスムーズに理解できる、おすすめの視聴順は以下の通りです。
- ドラゴンボール(孫悟空の少年時代からピッコロ大魔王との戦いまで)
- ドラゴンボール改(サイヤ人襲来から魔人ブウとの決着まで)
- ドラゴンボールDAIMA(魔人ブウ戦後から「超」までの空白期間を描く物語)
- ドラゴンボール超(破壊神ビルスとの出会いから力の大会まで)
- 劇場版 ドラゴンボール超 ブロリー
- 劇場版 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
- ドラゴンボールGT(アニメオリジナルの未来を描く物語)
この順番のポイントは、まず「ドラゴンボール」で物語の原点を追い、「ドラゴンボールZ」の再編集版である「ドラゴンボール改」でテンポ良く物語を進める点にあります。その後、正史である「ドラゴンボール超」とその続編映画へと繋ぎ、最後にアニメオリジナルの「ドラゴンボールGT」を外伝として楽しむのがおすすめです。
2024年秋から放送が開始される完全新作「ドラゴンボールDAIMA」は、時系列として「改」の魔人ブウ編の後、「超」が始まる前の出来事を描くとされています。このため、「改」を視聴した後に「DAIMA」を見ることで、物語の空白期間が埋まり、より深く世界観を理解できると考えられます。
ドラゴンボール映画を見るタイミングはいつ?
ドラゴンボールシリーズには数多くの映画作品が存在しますが、視聴するタイミングには注意が必要です。特に「ドラゴンボールZ」時代に公開された13作品の多くは、本編の時系列とは繋がらないパラレルワールド的な物語として制作されています。
これらの映画は、本編で悟空たちが特定の強敵と戦っている最中に「もしこんな敵が現れたら」という設定で描かれることが多く、本編のストーリーとは矛盾する点があります。そのため、無理に時系列の間に挟もうとせず、各映画が公開された時期に対応するTVシリーズの物語(例えば、サイヤ人編、フリーザ編など)を視聴した後に、外伝として楽しむのが最適な視聴方法と言えます。
一方で、「ドラゴンボール超」の映画である「ブロリー」と「スーパーヒーロー」は、TVシリーズの後の出来事を描く正史、つまり本編の続きです。このため、これら2作品は「ドラゴンボール超」のTVシリーズを全て見終わった後に、公開順で視聴する必要があります。
歴代ドラゴンボール映画の時系列とあらすじ
前述の通り、多くの映画作品は本編とは独立した物語ですが、それぞれの作品がどの時期の悟空たちを描いているのかを把握しておくと、より楽しむことができます。ここでは主に「ドラゴンボールZ」時代の映画を簡単に紹介します。
No | タイトル | 公開年 | 対応する本編の時期(目安) |
1 | ドラゴンボールZ | 1989 | サイヤ人編の前 |
2 | この世で一番強いヤツ | 1990 | サイヤ人編の後 |
3 | 地球まるごと超決戦 | 1990 | ナメック星到着前 |
4 | 超サイヤ人だ孫悟空 | 1991 | ナメック星での戦いの最中 |
5 | とびっきりの最強対最強 | 1991 | 人造人間編の前 |
6 | 激突!!100億パワーの戦士たち | 1992 | 人造人間編の最中 |
7 | 極限バトル!!三大超サイヤ人 | 1992 | セルゲームの前 |
8 | 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 | 1993 | セルゲームの前 |
9 | 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 | 1993 | セルゲームの後 |
10 | 危険なふたり!超戦士はねむれない | 1994 | 魔人ブウ編の前 |
11 | 超戦士撃破!!勝つのはオレだ | 1994 | 魔人ブウ編の最中 |
12 | 復活のフュージョン!!悟空とベジータ | 1995 | 魔人ブウ編の最中 |
13 | 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる | 1995 | 魔人ブウ編の後 |
これらの映画は、それぞれ独立した敵との戦いを描いており、ブロリーのように後の作品でリブートされて再登場する人気キャラクターも生まれました。本編の合間に、気分転換として視聴するのも一つの楽しみ方です。
ドラゴンボール改とドラゴンボールZの違い
これからドラゴンボールを視聴する方が最初に直面する選択肢の一つが、「ドラゴンボールZ」を見るか、そのデジタルリマスター版である「ドラゴンボール改」を見るかという点です。両者の最も大きな違いは、話数とテンポにあります。
「ドラゴンボールZ」は全291話であるのに対し、「ドラゴンボール改」は全159話(海外版基準)と、大幅に話数が削減されています。これは、「改」を制作するにあたり、前述したアニメオリジナルのエピソードや、戦闘シーンでの長い「引き伸ばし」演出をカットし、原作漫画の展開に沿ってスピーディーに物語が進行するように再構成したためです。
映像もデジタルリマスター化され、より鮮明になっています。また、一部のキャラクターの声優が変更されている点も違いとして挙げられます。 これから初めて視聴する方や、物語の核心を効率良く追いかけたい方にとっては、テンポ良く視聴できる「ドラゴンボール改」から始めることを強くおすすめします。
ドラゴンボールGTは見るべき?作品の立ち位置
「ドラゴンボールGT」は、「ドラゴンボールZ」の最終回から5年後の世界を描いた、アニメオリジナルの続編シリーズです。原作者である鳥山明先生は直接制作に関わっておらず、キャラクターデザインの一部協力などに留まっています。
物語は、究極ドラゴンボールによって子供の姿に戻された悟空が、パンやトランクスと共に宇宙へ冒険に出るところから始まります。シリーズ後半では、超サイヤ人4といったGT独自の新形態も登場し、ファンからの人気も高いです。
ただ、後に鳥山明先生がストーリー原案を手がける正史「ドラゴンボール超」が制作されたため、「GT」は現在、本編とは繋がらないIFストーリー(もしもの物語)として扱われることが多くなりました。このため、視聴順としては「ドラゴンボール超」シリーズを全て見届けた後、「もう一つの未来の物語」として、外伝的な楽しみ方をするのが最も自然です。
VOD別配信状況で分かるドラゴンボール見る順番

- 知恵袋でも話題のドラゴンボールを見る順番
- ネットフリックスでのドラゴンボール見る順番
- アマゾンプライムでのドラゴンボール見る順番
- 結論:ドラゴンボール見る順番とおすすめVOD
知恵袋でも話題のドラゴンボールを見る順番
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでは、「ドラゴンボールを見る順番」に関する質問が数多く投稿されており、多くのファンが様々な回答を寄せています。そこで見られる回答の多くは、やはり物語の時系列に沿った視聴を推奨するものです。
具体的には、「ドラゴンボール」→「Z(または改)」→「超」という流れを基本とする意見が主流です。映画作品や「GT」の位置付けについては様々な見解が見られますが、「映画は外伝として楽しむ」「GTは最後に回す」という点で、大方の意見は一致しています。
このように、多くのファンが共有している認識は、物語の時間を追いながら視聴することが、ドラゴンボールという壮大な物語を最も深く理解する方法であるということです。この記事で紹介している視聴順は、そうしたファンの間での共通認識とも合致する、王道かつ最適なルートと言えるでしょう。
ネットフリックスでのドラゴンボール見る順番
世界最大級の動画配信サービスであるネットフリックスですが、2025年10月現在、日本のネットフリックスでは「ドラゴンボール」のTVアニメシリーズ(無印、Z、改、超、GT)は見放題配信の対象外となっています。過去に一部の劇場版が配信されていた時期もありましたが、ラインナップは変動的です。
このため、ネットフリックスだけでドラゴンボールシリーズを順番に視聴していくことは困難な状況です。もし海外のネットフリックスにアクセスできる環境であれば、国によっては配信されている場合もありますが、通常は他の動画配信サービスを検討する必要があります。
ドラゴンボールシリーズを網羅的に楽しみたいと考えている場合、ネットフリックスは現時点では最適な選択肢とは言えません。
アマゾンプライムでのドラゴンボール見る順番
Amazonプライム・ビデオは、多くのプライム会員にとって身近な動画配信サービスですが、こちらもネットフリックスと同様の状況です。2025年10月現在、「ドラゴンボール」のTVシリーズはプライム会員特典の見放題対象には含まれていません。
各シリーズや劇場版は、レンタルまたは購入という形で個別に視聴することは可能です。しかし、全シリーズを順番に視聴しようとすると、合計で数百話に及ぶため、レンタル料金が非常に高額になってしまいます。
したがって、アマゾンプライム・ビデオは、特定の映画だけをピンポイントで見たい場合などには便利ですが、シリーズ全体をこれから一気見したいという方には、コスト面でおすすめしにくい選択肢となります。お得に全話視聴を目指すのであれば、見放題プランを提供している他のサービスが適しています。
結論:ドラゴンボール見る順番とおすすめVOD
- ドラゴンボールシリーズの視聴は物語の時系列順が基本
- まず悟空の少年時代を描く「ドラゴンボール」からスタートする
- 次に青年期を描く「ドラゴンボール改」を視聴するのが効率的
- 「Z」は「改」の元となったシリーズで、アニメオリジナル要素が多い
- 2024年秋開始の「DAIMA」は「改」と「超」の間の物語
- 正史の続編である「ドラゴンボール超」は「DAIMA」の後に視聴する
- 「超」の映画「ブロリー」「スーパーヒーロー」はTVシリーズの後に見る
- アニメオリジナルの「ドラゴンボールGT」は最後に外伝として楽しむ
- Z時代の映画の多くは本編と繋がらないパラレルストーリー
- 映画は対応するTVシリーズの区切りで視聴するのがおすすめ
- ネットフリックスやアマゾンプライムは見放題配信がないため不向き
- シリーズを一気見するなら定額見放題サービスが最適
- 特にDMM TVは月額料金が安く、コストパフォーマンスに優れる
- DMM TVの無料トライアルで貰えるポイントで有料映画も視聴可能
- 本記事で紹介した順番を参考に壮大な物語を楽しんでほしい